インプラントとは、失った歯の部分に人工の歯根を埋め込み、新しく歯を作る方法です。インプラントと一口にいっても、その数は日本でおこなわれているだけでも30種類以上、実にさまざまな種類、形態、術式のものがあり、すべて同じではありません。またインプラントをおこなう目的は失った歯の回復だけではありません。特定の歯を失うということは、その歯にかかっていた力を今度は別の歯で負担することを意味します。インプラントをおこなうことにより、この負担がなくなります。すなわちインプラントには残された歯を守るという隠れた大きな目的があるのです。